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春に起こりやすい自律神経の乱れ

こんにちは。

姫路市城北新町にある、きたなか整骨院グループのきたなか整骨院広峰院です。

まだ寒い日が続きますが春はもうすぐですね!

春は気候も暖かくなり、新しい生活がスタートする季節です。

しかし、この時期に体調を崩しやすいと感じる人も多いのではないでしょうか?

「なんとなくだるい」「寝ても疲れが取れない」「気分が落ち込む」「頭痛やめまいがする」など、春特有の不調を抱える人は少なくありません。

その原因のひとつが、自律神経の乱れです。

春は、自律神経が乱れやすい季節と言われています。

では、なぜ春に自律神経のバランスが崩れやすくなるのか?

その原因と、具体的な対策について詳しく解説します。

 

◆春に自律神経が乱れやすい主な原因

1. 気温の変化

春は冬から夏へと移り変わる季節で、日によって気温差が激しくなります。

朝晩は冷え込むのに、昼間は暑くなる日もあり、体温調節が難しくなります。

この寒暖差に適応しようとして自律神経がフル稼働し、バランスが崩れやすくなるのです。

2. 気圧の変動

春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるため、気圧の変動が激しくなります。

気圧が下がると、副交感神経が優位になりすぎて体がだるく感じることがあります。

一方で、気圧が急に上がると交感神経が過剰に働き、頭痛やめまいが起こりやすくなります。

3. 環境の変化(ストレス)

春は、新生活や人間関係の変化が多い時期です。

進学や就職、転勤、引っ越しなど、新しい環境に適応しようとすることで、無意識のうちにストレスが蓄積されます。

ストレスは交感神経を優位にしすぎてしまい、自律神経のバランスが崩れる原因になります。

4. 花粉症の影響

春はスギやヒノキなどの花粉が大量に飛ぶ季節です。

花粉症の症状によって睡眠の質が低下したり、ストレスが溜まったりすることで、自律神経が乱れることがあります。

特に、くしゃみや鼻詰まりが続くと交感神経が過剰に刺激され、疲れやすくなることがあります。

5. 日照時間の変化

春になると日が長くなり、体内時計のリズムが変化します。

体内時計と自律神経は密接に関係しており、急な変化に適応できないと、睡眠の質が低下したり、朝スッキリ起きられなくなったりします。

◆春の自律神経の乱れを整えるための対策

1. 寒暖差に対応できる服装を意識する

朝晩と日中の気温差が激しい春は、重ね着を活用して体温調節をしましょう。

例えば、薄手のカーディガンやジャケットを持ち歩き、気温に応じて調整できるようにすることが大切です。

冷えは自律神経の乱れを助長するため、特に首元や足元を冷やさないようにしましょう。

2. 規則正しい生活を心がける

自律神経を整えるためには、生活リズムを整えることが重要です。

特に、以下のポイントを意識しましょう。

•毎日同じ時間に起きて寝る(休日でも極端に遅く寝たりしない)

•朝日を浴びて体内時計をリセットする

•夜更かしをせず、睡眠時間をしっかり確保する(7時間以上が理想)

3. リラックスする時間を作る

ストレスを溜め込まないように、意識的にリラックスする時間を作りましょう。

例えば、

•お風呂にゆっくり浸かる(38〜40度のぬるめのお湯が◎)

•深呼吸や瞑想を行う

•好きな音楽を聴いたり、趣味に没頭する

リラックスすることで副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整いやすくなります。

4. 適度な運動を取り入れる

運動は、自律神経を安定させるのに効果的です。

特におすすめなのが、

•ウォーキング(朝日を浴びながら歩くとさらに効果的)

•ヨガやストレッチ(深い呼吸を意識しながら行うと◎)

•軽い筋トレ(無理のない範囲で継続することが大切)

運動をすることで血流が良くなり、自律神経の働きがスムーズになります。

5. 食生活を整える

食事は、自律神経のバランスを整えるために欠かせません。

特に、以下の栄養素を意識的に摂取しましょう。

•ビタミンB群(豚肉、納豆、卵):神経の働きをサポート

•マグネシウム(ナッツ類、海藻):ストレス軽減

•トリプトファン(乳製品、バナナ):リラックスホルモンの材料

また、カフェインやアルコールの過剰摂取を控え、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

◆まとめ

春は、気温の変化やストレス、花粉症などの影響で自律神経が乱れやすい季節です。

しかし、生活習慣を見直し、規則正しい生活を心がけることで、春特有の不調を和らげることができます。

まずは、無理のない範囲でできることから始めてみましょう。

「なんとなく調子が悪い…」と感じたら、自律神経が乱れているサインかもしれません。

今回紹介した対策を取り入れて、春を快適に過ごしましょう!

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