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12月の交通安全のポイント

こんにちは。

揖保郡太子町にある、きたなか整骨院グループのきたなか整骨院太子院です。

今年も残り半月を過ぎましたね。

12月は師走と呼ばれるほど、多くの人が慌ただしく過ごす月です。

年末に向けて仕事や家事、買い物、イベントなどで忙しくなり、気持ちの余裕がなくなることも多いでしょう。

しかし、そんな時こそ交通安全に対する意識を高めることが大切です。

警察庁のデータによると、12月は一年の中でも交通事故が多い時期です。

理由として、次のような要因が挙げられます:

•人や車の動きが増える

年末年始の準備や帰省、イベント参加などで交通量が増加します。

普段運転しない人も車を利用することが増え、事故のリスクが高まります。

•気候・日照時間の影響

12月は日照時間が短く、夕方には暗くなります。夕暮れ時は視界が悪くなり、事故が発生しやすい時間帯です。

また、寒さで道路が凍結する地域もあり、スリップ事故のリスクが高まります。

•焦りや疲労が溜まりやすい

「急いでいるから」「もう少しだから」といった焦りから、信号無視やスピード超過といった危険な運転につながることもあります。

 

また、冬の時期は暗くなるのが早く、歩行者や自転車が車から見えづらくなります。

歩行者や自転車利用者も交通安全に対する意識を高めましょう。

•反射材やライトを活用する

反射材付きの衣服やバッグ、夜間はライトを使用することで、車からの視認性が高まります。

•道路の横断は必ず確認

信号を守るだけでなく、左右をしっかり確認し、近づいてくる車がないことを確かめてから横断しましょう。

•ヘルメットの着用

自転車に乗る場合、ヘルメットを着用することで万が一の事故時に大きなケガを防ぐことができます。

 

ドライバーも気を付けるポイントがいくつかあります。

① 安全速度の遵守

12月は道路が混雑しやすく、焦ってスピードを出しがちです。

しかし、スピード超過は事故のリスクを高めます。

特に住宅街や学校周辺などでは速度を落とし、安全運転を心がけましょう。

② 早めのライト点灯

日が短い12月は夕方に急に暗くなります。

ライトを点けることで歩行者や他の車からの視認性が高まります。

「ライトの早め点灯」を習慣づけることが大切です。

③ 冬の路面状況に注意

寒冷地では朝晩に路面が凍結しやすくなります。

橋の上やトンネルの出入り口は特に滑りやすいので、速度を控えめにし、急ブレーキや急ハンドルを避けましょう。

また、スタッドレスタイヤの装着やタイヤチェーンの準備も忘れずに行いましょう。

④ 飲酒運転の根絶

12月は忘年会やクリスマスパーティーなど飲酒の機会が増える時期です。

しかし、「飲んだら乗らない」「乗るなら飲まない」を徹底することが大切です。

少しの油断が大きな事故につながることを忘れないようにしましょう。

 

また、年末に帰省や旅行で長距離運転をする人も多いでしょう。

長時間運転は疲労が溜まりやすく、集中力が低下することで事故のリスクが高まります。

•こまめな休憩を取る

2時間に1回は休憩を取り、リフレッシュしましょう。

サービスエリアやパーキングエリアを活用するのがおすすめです。

•仮眠を取る

どうしても眠い時は無理せず短時間の仮眠を取りましょう。

15〜20分の仮眠でも効果的です。

•同乗者と交代する

可能であれば同乗者と運転を交代し、負担を分散させましょう。

 

12月は何かと忙しく、周りに対する気遣いや思いやりが欠けやすくなります。

しかし、安全運転には「心のゆとり」と「周りへの思いやり」が欠かせません。

•急ぐ時こそ「早めの出発」を心がけましょう。

•無理な追い越しや強引な運転は避け、譲り合いの精神を持ちましょう。

•自分だけでなく、歩行者や自転車、他のドライバーの安全も考える姿勢が大切です。

 

一年の締めくくりとして、忙しい日々が続きますが、交通安全は何よりも優先すべきことです。

運転する人、歩行者、自転車利用者すべてが「安全第一」を意識し、ゆとりを持った行動を心がけましょう。

年末を安全に過ごし、新年を笑顔で迎えるためにも、今一度、交通安全に対する意識を高めてみてくださいね。

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